院長メッセージ
私は、大学卒業から本院開院までの30年弱にわたり、大学病院、一般病院、そして診療所にて、内科およびリウマチ膠原病診療にあたってきました。
私は常に、「この患者さんが自分の家族だったら何をしてあげるだろう?」と考え、患者さんのご家族と同じ思いやりと使命感で診療にあたってきました。特に、次の3点を信念としてきました。
- 無責任な対応・診療はしない
- 諦めない・未解決のまま放り出さない
- 患者さんのニーズや環境に合わせた柔軟な対応
私は、診療ガイドラインに書いてあることを一方的に押し付けるのではなく、患者さんの置かれた状況に耳を傾け、理解した上で、診療計画を複数提案し、患者さんのニーズに最もマッチした診療を共に探索します。そのためにも、常にわかりやすい説明と、患者さんへの傾聴、そして患者さんによる意思判断の支援を心がけています。
また、専門分科により各診療科レベルでは質の高い医療が提供される一方、次のような弊害が生じていると私は認識しています。
- リウマチ膠原病診療と内科診療をボーダーレスに提供できていない
患者さんがリウマチ膠原病外来と専門内科外来に別々に通院し、薬剤相互作用などへの配慮が不十分だったり、臨床問題をお互いが相手になすりつけあうなど - 内科診療やリウマチ膠原病診療と心療内科診療をボーダーレスに提供できていない
例えば、心療内科系病態による痛みなのにリウマチ膠原病病態による痛みだと判断され不適切な治療がされるなど
さらに、日本語診療と英語診療をボーダーレスに提供できておらず、在日外国人の方々に、日本人の患者さんと同じ質の診療が提供できていないことも問題だと認識しています。
私の診療所では、患者さんのご家族と同じ思いやりと使命感で診療にあたり、そして使用言語(日英)を問わず内科・リウマチ膠原病・心療内科をカバーするボーダーレスな質の高い診療を提供します。
そして、患者さんが安心して主体的に関わりながら診療を受けられ、明日への希望を抱き、自身のポテンシャルを最大限活かし自己実現されるのを、健康総合プロデューサーとして、心身両面からサポートいたします。